99年04月号
<問題1>
次のア〜クの中で正しいものを一つだけ選びなさい。
- ア 0.99・・・=1である。
- イ 1から20までの整数の中に素数は9個ある。
- ウ A×A=16ならばA=8である。
- エ 7で割ると1余る数と7で割ると2余る数の積を、7で割ると余りは3である。
- オ 1リットル=1000ミリリットル=100ccである。
- カ 2進法で1111は5進法では31である。
- キ 時計の長針と短針は一日に23回重なる。
- ク 点対称であり、また対角線を軸として線対称でもある四角形は正方形だけである。
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<問題2>
- 2×2×2のかけ算を2*3と表すように、同じ数のかけ算を、記号*を使って表す
- ことにします。すると、3*5は3×3×3×3×3のかけ算を表すことになります。
- 7*50を計算したとき、一の位の数はいくつになりますか。
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<問題3>
- 下の図の四角形ABCDは正方形であり、点Eと点Fはそれぞれ辺AD、辺BCの中点に
- なっています。直線GCを折り目として三角形GBCの部分を折り返したところ、点Bが
- 直線EF上の点Hのところに来ました。角HAGの大きさを求めよ。
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99年03月号の正解
<問題1>
99/100
- <コメント>
- あまりにも有名な分数の古典的問題です。まともに計算したのでは膨大な時間がかかっ
- てしまいます。例えば二番目の項を計算すると1/6になります。この項を1/2と1/3に分
- 解し、かけ算以外にどう計算すれば1/6になるのかを考えれば解決の糸口がつかめます。
<問題2>
D地点
- <コメント>
- B地点かC地点だと思った人が多いのではないでしょうか。すべての地点の可能性を計算
- して調べる方法があるのですが、紙面の関係上ここでは省略します。ちなみに、可能性の
- 高い方から挙げていくとD地点、A地点、B地点、C地点の順となります。
<問題3>
3456立方センチメートル
- <コメント>
- どこを底面と考えてもいいのですが、唯一高さがわかりません。結局3つの面積から
- それぞれの辺の長さを求めなければならないわけです。2つの面積をかけ算し、残りの
- 面積で割ってみて下さい。あら不思議、ある数字の平方数になりました。そのある数字
- が、初めにかけ算した2つの面の境目の辺の長さになっているというわけです。
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