人物:
 ヨハン・セバスチャン・バッハ(作曲家)
 
生没:
 1685年3月21日〜1750年7月28日
 
概略:
 ヘンデル、ヴィヴァルディ、テレマン等と並ぶバロック音楽の代表的作曲家。宮廷作曲家とライプツィヒ音楽監督を兼任。
 
 音楽の父と呼ばれ、ベートーベン、ブラームスと共にドイツ3Bの1人。
 
 現在のような高い評価を受け始めたのは、19世紀にメンデルスゾーンが「マタイ受難曲」を初演した後。
 
 オルガンをはじめ、チェンバロ、バイオリンなど数多くの楽器を演奏した。
 
 20歳の時、名オルガン奏者ブクステフーデの演奏を聴くために、3ヶ月も仕事を放置して旅行している。しかもその際、ブクステフーデから後継者にとの誘いを受けるが、彼の娘(10歳以上も年上)との結婚が条件であったため、即刻拒否。当時、教会のオルガン奏者は男子の世襲制であり、その地位を継ぐためには実の息子か娘婿、つまり戸籍上息子であることが必要だった。ちなみに、その2年前にヘンデルもこの誘いを受け、断っている。
 
 楽譜すら節約する程の倹約家であった本人とは対照的に、息子たちは放蕩三昧。あちこちに借金を作ったため、その対応には大いに悩まされた。
 
 以前の作品を頻繁に再利用した。そのため作品番号(BWV)は異なるも同じ曲や似た曲が非常に多い。
 
 65歳の時、眼科医ジョン・テイラーの手術を受け失明。その約4ヶ月後に死亡。またテイラーは後にヘンデルも失明させたと言われている。
 
 サラ・ボーン等で有名なスタンダード曲「ラヴァーズ・コンチェルト」は、メヌエット・ト長調(アンナ・マグダレーナ&フリーデマンのためのクラヴィーア小曲集)を原曲とする。
 
作品
 バイオリン協奏曲/BWV1041〜1043
 トッカータとフーガ・ニ短調/BWV565
 ブランデンブルク協奏曲/BWV1046〜1051
 管弦楽組曲第三番アリア(G線上のアリア)/BWV1068
 ゴルトベルク変奏曲(クラヴィーア練習曲集)/BWV988
 音楽の捧げもの/BWV1079
 マタイ受難曲/BWV244
 ヨハネ受難曲/BWV245
 ミサ曲・ロ短調/BWV232
 
Classical MIDI Archives - J.S.Bach <Yahoo USAのクールサイト>
    バッハの作品をMIDIファイルで聴くことができますほぼ全作品が網羅されているものと思われます。
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