国民の喜び

 

ポリス・エリツィンとピクトル・チェルノムイルジンが、

小型飛行機に乗って地方の町を視察に行った。

下を見ながらエリツィンが、

「もし、私がここからウォッカを落してやったら、下にいる男どもは喜ぶだろうな」

するとチェルノムイルジンは、

「もし、私がここからパンストを落してやったら、女たちは喜ぶでしょうな」

2人の会話を聞いていたパイロットが振り返って、

「もし、私があなたがた2人をここから落したら、

 1億5000万人の国民が大喜びしますよ」

 
 

言論の自由

 

「西側には言論の自由というのがあるらしいな」

「それは社会主義国家にだってあるさ。

 ソ連の憲法でもちゃんと言論の自由は謳われているし、

 我がチェコスロヴァキアの憲法でも保障されている」

「しかし、どこか違うんだよな」

「たいした違いはないさ。

 ただ、西側では言論の自由のあとも自由だが、

 我々の場合は、言論の自由でストップするだけなんだ」

 
 

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