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わずか一寸の虫でも五分という体の半分にもなる魂を持っている。小さい者や弱い者でも相応の意地や思慮があるから侮ってはいけないということ。自らの意地を見せるときにも使う。 |
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一寸の虫には魂がたった五分しかないということは、残りの九割五分は魂の抜けた部分ということになる。言い換えれば、ほとんど死んでいるのと変わらない生き物というわけだ。それなら、どんどん殺しても全く問題ないということである。転じて、一寸程度の小さい者は魂の割り合いも極端に小さいので、虐げたり、殺したりしても心を咎める必要はないということのたとえ。 |
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野球で打率五分いうたら、そのバッターすぐクビでっせ。まあ、そんなことはどうでもええわ。夏になると、蚊や蝿がブンブン飛んで目障りでんな。奴らにはほとんど魂ちゅうもんが無いらしいさかい、安心してぶっ殺しまひょ。ただ、どうでっしゃろ、ゴキはんは微妙でんな。中には一寸以上ある奴もおりますさかいな。ところでここだけの話、一寸法師はどうなりまんにゃろ。 |